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お知らせ

2015年2月1日 メディカルノート

清水伸幸先生のインタビュー記事がメディカルノートに掲載されました。

胃がんの予後-手術法や止血方法の進歩 (リンク)

プラズマ止血装置の開発について

腹腔鏡や内視鏡に限らず、手術を行う場合は組織を切り取りますので出血が生じます。従来は、止血するために縫合やレーザー、高周波での熱凝固(熱を 加えて焼き固め、出血を止めること)を行っていました。縫合などによる止血の場合、患部を糸で縫い合わせるため、癒着(皮膚・膜などが炎症などのために くっついてしまうこと)が生じることが珍しくありません。また熱凝固による止血を行う場合、組織が死滅する範囲を処置が必要な部位だけに限局するのが難し いのが現状です。現時点では動物実験の段階ですが、マイルドプラズマ照射を行う方法で癒着を防ぎ、かつ、周囲の健常な組織を傷つけない・熱変性によるダ メージを極力与えない方法を、産業技術総合研究所や名古屋大学工学部などと共同で開発しています。(略)低温プラズマ(原子を構成する陽子と電子が離れて、さほど強力に活動していない状態)は、雷のような強力なエネルギーを持ち得ません。私たちは、大気圧下 で発生させたマイルドなプラズマを使用して止血を行う装置を開発しました。マウスを使った実験においては、従来のレーザーや高周波熱凝固と異なり、出血を 起こしている部位だけに作用するメリットが確認されています。そのため、止血による周囲の正常な細胞の損傷を最低限にとどめることができますが、そのメカ ニズムについては今後研究を行い解明していく必要があると考えています。

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