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メンバー

A03班 池田

計画概要

腫瘍幹細胞の観点に立脚したプラズマ技術を用いた新たな腫瘍制御

内容

 腫瘍を構成する細胞の中には「腫瘍幹細胞」と呼ばれる、化学療法や放射線療法などに抵抗性を示し再発や転移の原因になると考えられている細胞群が存在し、この腫瘍幹細胞の効果的な抑制が腫瘍治療の重要な鍵となっている。本研究では多彩な作用点を有するプラズマ照射による治療が、腫瘍幹細胞に対して有効であることを明らかにすること、そしてその治療効果の背景をなす分子メカニズムを明らかにすることを目的とする。

 プラズマ照射により種々のラジカルが生成して殺腫瘍効果をもつことが予想される。そこで、①腫瘍幹細胞におけるプラズマの殺腫瘍効果を非腫瘍幹細胞と比較、②免疫不全マウスに癌細胞を移植し、プラズマ照射による効果を組織学的に検索、③プラズマ照射前後において発現量が変化するタンパク質を網羅的に検討し、殺腫瘍効果を制御する因子を見出す、ことを行う。

 腫瘍は一様のターゲットとして扱われることが多いが、実際には多様性をもち、特に治療抵抗性の腫瘍幹細胞制御が最も重要と考えられる。プラズマ技術を腫瘍制御に応用することで、従来の治療法では効果のなかった腫瘍の治療に応用できる可能性がある。

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